2022年10月25日
Apptio 株式会社
全世界で1,800社以上の導入実績をもつTechnology Business Management(TBM)*を実現するSaaSソリューション「Apptio」を提供するApptio株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:成塚歩、以下:Apptio)は、セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市、代表取締役社長:小川 恭範、以下:セイコーエプソン)に、IT費用の包括的管理、コントロール強化によるIT予算・中期計画の精度向上、IT費用の妥当性判断と合理化などを目的として、ApptioのSaaSソリューションをご採用頂いたことをお知らせいたします。
背景
セイコーエプソンは、長期ビジョン「Epson 25 Renewed」において、「持続可能でこころ豊かな社会」を実現することを掲げ、その具現化に向けてDXを重点的に進めるとともに、様々な分野におけるイノベーション戦略の推進に取り組んでいます。一方、デジタル化やクラウドサービスの活用等によってIT費用は増加の一途を辿り、その増加要因の正しい分析や将来の支出予測を行うことがますます困難となっていました。この状況を改善するために、IT費用分析に必要なデータの一元管理、データの標準的分類を可能とし、さらにTCOと利用状況の把握や他社ベンチマークを踏まえた妥当性判断によるコスト最適化、中期計画に対して合理的なIT費用予測と管理を実現するために、IT財務管理のベストプラクティスであるTBMと、その実践を支援するApptioのSaaSソリューションの採用を決定しました。
今後の展望
まずは現状のExcel中心の手作業による集計から、TBMのフレームワークとApptioを活用したIT費用の一元管理と可視化に取り組み、中期戦略に基づく費用コントロールを強化していきます。その上で業務目的毎のアプリケーション費用や利用部門別の費用、利用状況の可視化まで取り組みを広げ、投資対効果に基づいた合理的な判断を可能とし、更に標準的KPIによる他社とのベンチマーク比較などを用いながら、ITコスト最適化の余地を明らかにしていきます。データ活用を段階的にレベルアップし、予算から実績までの一元管理の実現、無駄や過剰なIT費用の削減および最適配分へと、経営戦略との整合性を踏まえたIT費用管理における意思決定が能となることを期待しています。
セイコーエプソン株式会社 専門役員CIO 村田すなお氏は次のように述べています。
「これまで独自の視点でIT費用の分析を行ってきましたが、業界標準であるTBMに基づきIT費用の詳細を経営目線で可視化し、最適化・効率化や今後投資すべき領域の特定などに繋げていきたいと考えております。Apptio導入を成果に繋げるためにも、Apptio社の伴走支援にも期待しています。」
Apptio株式会社 代表取締役社長 成塚歩は次のように述べています。
「セイコーエプソン様のIT費用管理における変革の取り組みに、Apptioをご採用いただき大変光栄に存じます。TBMの方法論とApptioのSaaSソリューションによって、セイコーエプソン様におけるIT費用コントロールの強化、コストの最適化や最適配置など、経営戦略に沿った合理的な意思決定をご支援し、イノベーション戦略推進の加速に貢献したいと考えております。」
Apptioは、セイコーエプソン様が目指す、IT費用管理変革の実現に向けて、引き続き支援してまいります。
* Technology Business Management(TBM)について
Technology Business Management(TBM)は2007年Apptio,Inc創業者であるSunny Guptaが提唱し誕生したITリソースから事業部門のニーズまでを統合的にマネジメントするメソドロジーです。ビジネストランスフォーメーションやデジタルトランスフォーメーションが求められる昨今において、テクノロジーは一部の方のものから、事業経営を行なっている全ての人に関係するものになりました。継続的なビジネスインパクトをもたらす事業経営のために、テクノロジーの経営資源(ヒト・モノ・カネ)と投資ニーズを統合的にマネジメントし、IT価値最大化を実践するベストプラクティスとして、あらゆる業界のCIOに支持されています。
Apptioについて
https://www.apptio.com/ja/
TBMを支えるSaaSソリューションのリーディングプロバイダーです。2007年の創業から、世界18カ国の1,800社以上に製品を導入してきた実績を有し、さまざまな業界のリーディングカンパニーがApptioを活用しています。オンプレミスやクラウド上にある企業内システムの財務・運用データと、企業が利用しているパブリッククラウド、SaaSの情報を自動的に取り込み、単一のプラットフォームに統合することで、従来、担当部門で実施していたデータ収集・加工・整備の効率化を図ります。TBMがベストプラクティスとして定義するTBM Taxonomyを共通言語として分類・可視化に用いることで、利用部門ごと、プロジェクトごと、ソリューションごと等、多角的な視点からITコストの透明化を図り、事業環境に応じて迅速かつ正確な投資判断を行うことに貢献します。
【問い合わせ先】
Apptio株式会社
広報担当:内田 修
メールアドレス:Info-jp@apptio.com
【報道関係者問い合わせ先】
Apptio PR窓口 株式会社旭エージェンシー
担当:板東
TEL:03-4570-2420、070-2161-7120
E-mail:apptio_pr@asahi-ag.co.jp