2021年11月2日
Apptio株式会社
世界18拠点1800社以上のお客様に対して、Technology Business Management(以下;TBM)の実装支援の実績を持つApptio株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:成塚歩、以下:Apptio)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:時田隆仁)にグローバルにおけるIT投資マネジメント強化を目的としてApptioのSaaSソリューションをご採用頂いたことをお知らせいたします。
採用背景
富士通様は、全社DX(デジタルトランスフォーメーション)プロジェクト「Fujitsu Transformation(以下:フジトラ)」を2020年10月に本格始動し、富士通グループの変革に取り組まれています。「経営のリーダーシップと全社横断の実行体制」、「カルチャーの変革」、「データドリブン経営(One Fujitsuプログラム)」、「お客様・従業員の声にもとづくDX推進(VOICEプログラム)」等に取り組んでおり、直近ではサステナブルな世界の実現を目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance」を発表しました。
これらの変革を支えるため、社内ITの全面刷新をグローバルで開始しており、グローバル規模であらゆるIT投資活動を統合し、マネジメントを高度化することを決定されました。多数の新規システム構築・統合と旧システムの廃止のマネジメントをデータドリブンでアプローチするTBMの方法論にご賛同頂き、社内IT予算のグローバル規模でのマネジメント強化と最適化のコントロール、投資対効果の可視化、ITコストの構造変革、投資についての意思決定の高度化と迅速化を支援するソリューションとしてApptioをご採用いただきました。
今後の展望
IT投資やコストのマネジメントを高度化することで、期中での予算再配置の柔軟性とスピードを向上させます。また、現行アプリケーション及びITサービスのコストと利用状況の可視化を通じて、コストパフォーマンスの低いアプリケーションとインフラを最適化し、運用費の削減と新規開発への資金シフトを実現します。
富士通株式会社 執行役員常務 CIO(兼)CDXO補佐の福田 譲氏は次のように述べています。
「TBMの方法論を活用・適用することで、グローバル規模でITを迅速に最適化できます。また、TBM Council(日本)に参画し、業界を超えて様々な組織のITの最適化のフレームワーク化と普及にも貢献したいと考えています。」
Apptio株式会社 代表取締役社長の成塚 歩氏は次のように述べています。
「日本を代表するグローバル企業、富士通様の改革に参画することが出来て非常に光栄です。弊社ソリューションのご活用、TBMの実装をご支援させて頂くだけでなく、Apptio本社を巻き込んでFujitsu Transformationの成功に貢献したいと考えております。」
Technology Business Management(TBM)について
Technology Business Management(TBM)は2007年Apptio Inc創業者であるSunny Guptaが提唱し誕生したIT部門経営のための方法論になります。デジタルトランスフォーメーションが求められる昨今において、テクノロジーは一部の方のものから、事業経営を行なっている全ての人に関係するものになりました。継続的なビジネスインパクトをもたらす事業経営のために、テクノロジーの経営資源(ヒト・モノ・カネ)と投資ニーズを統合的にマネジメントし、IT価値最大化を実践するベストプラクティスとして、あらゆる業界のCIOに支持されています。2012年にはApptio IncがTBM Councilを発足し、現在はテクニカルアドバイザーを務めています。TBM Councilには11,500名以上のCIO・CFOを中心とする会員が参画しており、ITコスト管理の課題や進化するテクノロジー投資を含めたIT部門マネジメントについて知見の共有を行っています。
TBM Councilについて
2012年Apptio IncがTBM Councilを発足し、現在テクニカルアドバイザーを務めるNPO法人。11,000名以上のCIO・CFOを中心とする会員が参画しており、ITコスト管理の課題や進化するテクノロジー投資を含めたIT部門マネジメントについて知見の共有を世界中で行っています。詳細についてはhttps://www.tbmcouncil.org/をご覧ください。
Apptioについて
TBMを支えるSaaSソリューションのリーディングプロバイダーです。2007年の創業から、世界18カ国の1800社以上に製品を導入してきた実績を有し、各業界のリーディングカンパニーがApptioを活用しています。お客様がお持ちの各種システムからデータを自動的に収集し、TBMがベストプラクティスとして定義するモデルを使って可視化し、ユースケースごとに予めセットされた指標を用いながら、各ステークホルダーの分かる形でITコストの透明化を行ない、IT投資予算編成と統制、IT投資対効果の可視化、ITコスト削減を実現します。詳細については、https://www.apptio.com/ja/ をご覧ください。