マクロ経済における逆風と、クラウドとハイブリッド環境の管理の複雑さにより、パブリッククラウドコストマネジメントの重要性が増しています。クラウドソリューションの従量課金方式では、1秒あたりに請求が発生し、それらが数百万行の使用状況データとなり、パブリッククラウドコスト管理における自動化の必要性が強調されています。
マルチクラウド財務管理の自動化とFinOpsマーケットリーダーであるCloudwiryを買収することで、お客様はSavings Planをはじめとしたその他FinOpsプラクティスに関するインサイトと推奨事項の実践をさらに自動化できるようになります。Cloudwiryは、マルチクラウド、マルチサービス環境におけるクラウドコストの削減、リスクの低減、柔軟性を強化します。Cloudwiryの統合により、より迅速にROIを実現し、クラウドコスト削減に寄与する機能をお客様に提供できることをうれしく思います。
クラウドコスト管理の自動化により、デジタルビジネスを強化
クラウド管理を手動で行うFinOpsチームは、コストと運用データという荒波に見舞われます。デジタルビジネスにおける機動力の重要性(迅速かつ機敏な意思決定)はますます高まり、その管理をマニュアルで行うことは現実的ではありません。そのため組織は、パブリッククラウドコストの管理にApptioの可視性、最適化、自動化を活用しています。Apptioの先進的FinOpsソリューションであるApptio CloudabilityとCloudwiryの統合により、クラウドコスト削減に向けた自動化機能は更に強化され、クラウド財務と運用管理において卓越したソリューションをご利用いただけるようになりました。
自動化された財務管理を通じてクラウドコストの課題に対応
Cloudwiryは、財務管理の自動化とコストインサイトの強化により、クラウドコストに関する最大の課題を簡素化します。機械学習と自動化機能により、クラウド環境における最適化機会の発見、サイズ調整、追跡を行い、クラウドエコノミクスとビジネスアジリティを向上させるために、必要なインテリジェンスを組織に提供します。このソリューションは、AWS、Azure、Google Cloud Platform全体のレート最適化、ライトサイジング、インタラクティブなインベントリ機能を自動化します。Cloudwiryは、企業がリザーブドインスタンスとSavings Planをより適切に管理できるよう支援し、多くのお客様が95%以上のカバレッジと99%の使用率を実現しています。
クラウドコスト管理のマーケットリーダーであり続けるApptioとCloudwiry
両社は、テクノロジーの従来型の運用モデルからFinOpsのベストプラクティスに跨る大きな変化を乗り越えてきました。CloudwiryをApptioの傘下に置くことで、クラウド財務管理におけるケイパビリティが更に強化されます。リザーブドインスタンスの管理、ライトサイジングに関するアドバイス、クラウドコスト最適化、コスト削減の自動化における機能を強化します。
FinOpsの領域は常に進化しており、Apptioがその進化の一環であるだけでなく、それを推進するイノベーションの原動力でもあることに喜びを感じています。Cloudwiryはクラウド財務管理における実践を自動化するため、FinOpsプラクティショナーは、より重要な優先事項に時間を集中させながら、カバレッジと利用率の向上により、より有意義なコスト削減を実現できます。
当社が目指すのは、お客様に最も革新的なTBMとFinOpsソリューションを提供することです。Apptio Cloudabilityは最新のForrester Wave™: Cloud Cost Management and Optimization (CCMO)レポートでリーダーにノミネートされました。Cloudwiryの買収は、CCMOカテゴリーにおける継続的なリーダーシップを反映しています。当社は最高クラスの製品に投資し続けることで、革新的な製品ビジョンにより、お客様のテクノロジー変革を支え続けます。